世の中には仕事ができる人と仕事ができない人がいます。
仕事をしている人であれば誰しも、仕事ができないよりは仕事ができるようになりたいと思っているのではないでしょうか。
仕事ができる人には能力や習慣、価値観などに特徴があります。
その特徴を把握して自分に取り込むことができれば、少なからず仕事ができる人に近付くことができるでしょう。
そこで今回は「仕事ができる人の特徴（習慣編）」についてご紹介します。
若い人、中堅の人、管理職の人、全てのビジネスパーソンの皆さんのお役に立てるであろう内容ですので、ぜひご覧ください。
すぐ動き、締切時間を守る
仕事ができる人の特徴①（習慣）は、すぐ動き、締切時間を守ります。
仕事ができる人は仕事のあらゆることに対して素早く手を打ち、絶対に手抜きをしません。
問題を全てあぶり出したうえで正しい方向へ軌道修正するために行動し、その仕事の決められた納期を守ります。
その積み重ねが信頼になることで、さらにレベルの高い仕事が集まりやすくなり、より仕事で成果を出していけるのです。
当事者意識を持っている
仕事ができる人の特徴②（習慣）は、プロジェクト全体に対する当事者意識を持っています。
仕事は自分の担当範囲だけ仕事をしていれば良いという訳ではなく、他メンバーの仕事についてもしっかりと考え、プロジェクト全体を考慮しながら行動する必要があります。
仕事は基本的に組織で進めるものであり、仮に自分の担当範囲は上手く進んでいたとしてもプロジェクト全体が上手く進んでいなければ意味がありません。
常に自分がプロジェクトのリーダーだったらどうすべきかを考え、リーダーとしての意識と広い視野を持って行動できる人は仕事ができる人です。
礼儀やマナーがしっかりしている
仕事ができる人の特徴③（習慣）は、礼儀やマナーがしっかりしています。
一事が万事と言うように、仕事ができる人は基本的なマナーが身についています。
基本的なマナーとは主に「挨拶」、「言葉遣い」、「身だしなみ」です。
マナーは一朝一夕で身につくものではないため、仕事ができる人は若い頃から基本的な知識を身につけると同時に長期間継続的に意識して実践しています。
相手と認め合う関係を築き、協力を得る
仕事ができる人の特徴④（習慣）は、相手と認め合う関係を築き、協力を得ます。
世の中の構造の1つとして、相手を認めた人が上に行き、相手から認められたい人が下に行くというものがあります。
周囲に対して敵対心むき出しの人は最初に相手を貶めてしまい、相手は敵に回ってしまうためいざという時に足を引っ張られてしまいます。
仕事ができる人はその構造を理解しているため、まずは相手を認めて味方になってもらい、実質的に相手を上手くコントロールしながら協力を得ることができるのです。
数字にシビアである
仕事ができる人の特徴⑤（習慣）は、数字にシビアです。
仕事を進める上で定性的な表現を使用してしまうと、人によって捉え方に差が出るため揉め事の原因になってしまうことがあります。
仕事ができる人は明確かつ具体的な数字で目標や成果を表現し、誰が聞いても捉え方に差が出ないようにしているのです。
上手に休息を取り気分転換している
仕事ができる人の特徴⑥（習慣）は、上手に休息を取り気分転換しています。
人間の集中力には限界があるため、ダラダラと休みなく長時間仕事をしていては効率が悪化してしまいます。
また逆に仕事に集中しすぎてしまっても、ストレスを抱え込んで体調を崩してしまう恐れがあります。
そのため、仕事ができる人は上手に休んだり気分転換することによって身体的にも精神的にも自己マネジメントしているのです。
口が堅い
仕事ができる人の特徴⑦（習慣）は、口が堅いです。
仕事ができて周囲から信頼される人とそうではない人と違いの1つに口の堅さがあります。
輝かしい実績があるにも関わらず信頼されない人は、口が軽いことが原因であることがあります。
仕事が出来て将来組織を背負うような人は周囲から多大に信頼される必要がありますが、信頼は口の堅さによって得られるものでもあるのです。
上司には逆らわない
仕事ができる人の特徴⑧（習慣）は、上司には逆らいません。
上司というのはあなたにとって一番身近な顧客になります。
上司に逆らうということは顧客を満足させることができないあなたの力量不足を露呈することに他なりません。
仕事ができる人は上司に逆らわずに成果を上げ、上司を満足させることができる人なのです。
ただし上司がハラスメント行為をしている等、明らかに上司の行動に問題がある場合はこの限りではありません。
信頼できる周囲の人に相談するなど、自分の身を守るために適切な対応を取るようにしましょう。
早朝時間を活用する
仕事ができる人の特徴⑨（習慣）は、早朝時間を活用します。
「早起きは三文の得」と言いますが、朝は頭の回転が一番良い時間帯でありオフィスに人も少ないため、仕事をする環境としては最適です。
早朝時間に仕事をすることで、自分の持てる能力を思う存分発揮することができようになります。
周囲の仕事ができる人を真似る
仕事ができる人の特徴⑩（習慣）は、周囲の仕事ができる人を真似します。
一般的には仕事というものは同じことの繰り返しが大半を占めており、それらの仕事には既に成功した「型」があります。
自分のオリジナルな考え方ややり方が最良な方法であることは少ないと考えてよいでしょう。
仕事ができる人はそのことに気付いているため、自分のオリジナルに拘らずに周囲の仕事ができる人を真似て自分の中に取り入れようとします。
そのため無駄な寄り道をせず最短で成長することができ、より優れた成果を出すことができるのです。
本記事を読んで頂いた皆さんにはぜひ上記特徴を参考にして、より良い仕事や人生を実現するためのヒントやきっかけにして頂ければ幸いです。
