世の中には仕事ができる人と仕事ができない人がいます。
仕事をしている人であれば誰しも、仕事ができないよりは仕事ができるようになりたいと思っているのではないでしょうか。
仕事ができる人には能力や習慣、価値観などに特徴があります。
その特徴を把握して自分に取り込むことができれば、少なからず仕事ができる人に近付くことができるでしょう。
そこで今回は「仕事ができる人の特徴(能力編)」についてご紹介します。
若い人、中堅の人、管理職の人、全てのビジネスパーソンの皆さんのお役に立てるであろう内容ですので、ぜひご覧ください。
段取り力
仕事ができる人の特徴①(能力)は、段取り力を持っています。
仕事は段取りで8割が決まると言われています。
行き当たりばったりで仕事をする場合と、事前にしっかりと計画を立てて先を見据えて段取りを組んでから仕事をする場合では、成果が出るスピードも質も圧倒的に異なります。
仕事に時間がかかる大きな原因の1つに手戻り(やり直し)がありますが、段取りを組んでから仕事をすることで、この手戻りを最小限に抑えることができます。
論理的思考力
仕事ができる人の特徴②(能力)は、論理的思考力を持っています。
論理的思考力とは、物事を論理的に分析して判断する力のことです。
ビジネスでは与えられたデータや事象を分析/判断し、自分の意見としてまとめ、報告/提案することが求められますが、その際に必要となるのが論理的思考力です。
仮に大事な判断を自分で行わず他人任せにしてしまっては、おそらくその仕事は高い確率で失敗してしまうことでしょう。
普段から物事を論理的に考えることを習慣化することにより大事な場面で的確な判断が行えるようになり、結果的に失敗を防ぐことができます。
コミュニケーション力
仕事ができる人の特徴③(能力)は、コミュニケーション力を持っています。
コミュニケーション力とは相手との意思疎通ができる力のことで、具体的には相手から話を聞き出す力やこちらの意思を伝える力(プレゼンテーション含む)になります。
基本的にビジネスでは顧客のニーズを調査し、そのニーズを満たす製品やサービスを提供することが求められますので、仕事には必須の能力と言えるでしょう。
コミュニケーション力は生まれ持った先天的な性格によると思われる方がいるかもしれませんが、実際は後天的なトレーニングにより向上させることができます。
行動力
仕事ができる人の特徴④(能力)は、行動力を持っています。
ビジネスでは基本的に成果が求められるため、成果を出すために行動することが重要となります。
世の中には失敗を恐れて行動せず批評するだけで終わってしまう人がいますが、その場合失敗することはありませんが、逆に成果を出せることもありません。
成果を出している人は、他の人よりも行動しています。
ただし闇雲に行動しているのではなく、行動前にしっかりと計画を練った上で行動し、仮に失敗した場合はそこから次に活かすということを繰り返しているのです。
適応力
仕事ができる人の特徴⑤(能力)は、適応力を持っています。
適応力とは、問題が起きた時に適切に対処できる力のことです。
仕事ができる人は何かしら問題が起きた時、その問題から逃げずに向き合い、自分なりにアイデアを出した上で周囲の人を巻き込んで解決に向けて邁進します。
仮に問題が起きた時に一人で抱え込んでしまって時間が経ってしまうと、その問題がさらに大きくなってしまって会社に余計な迷惑をかけることになります。
問題が小さいうちに素早く初動し、被害を最小限に留めるように行動することが結果的には周囲からの信頼を集めることになるのです。
本記事を読んで頂いた皆さんにはぜひ上記特徴を参考にして、より良い仕事や人生を実現するためのヒントやきっかけにして頂ければ幸いです。