世の中には仕事ができる人と仕事ができない人がいます。
仕事をしている人であれば誰しも、仕事ができないよりは仕事ができるようになりたいと思っているのではないでしょうか。
仕事ができる人には能力や習慣、価値観などに特徴があります。
その特徴を把握して自分に取り込むことができれば、少なからず仕事ができる人に近付くことができるでしょう。
そこで今回は「仕事ができる人の特徴(価値観編)」についてご紹介します。
若い人、中堅の人、管理職の人、全てのビジネスパーソンの皆さんのお役に立てるであろう内容ですので、ぜひご覧ください。
諦めず最後までやり抜く(GRIT)
仕事ができる人の特徴①(価値観)は、諦めず最後までやり抜くという価値観を持っています。
やり抜く力は「GRIT」と呼ばれ、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の4単語から頭文字をとった造語です。
GRITは、グーグル元会長兼CEOのエリック・シュミットの師であるビル・キャンベルという経営者が、人材の採用面接において採用判断基準の1つにしていたと言われています。
仕事を進めるうえで困難に直面した際、諦めず粘り強く取り組む人は、より優れた成果を出すことができます。
合理主義である
仕事ができる人の特徴②(価値観)は、合理主義な価値観を持っています。
合理主義な人は無駄な時間や手間を嫌い要領が良いため、仕事を効率的に進めることができます。
また仕事を計画的に進めるので手戻りが少なく、周囲からの余計な雑音に振り回されることなく冷静かつ理論的に物事を判断することができるため、仕事を進めるスピードも早いです。
最悪の場合を想定している
仕事ができる人の特徴③(価値観)は、普段から最悪の場合を想定しています。
ビジネスは思い通りにいかないことがつきものです。
そのため普段からあらゆる状況や最悪の場面を想定しておき、いざという時に素早く最善策を打ち出せるようにしておくことはとても大切になります。
俗に言う「行き当たりばったり」ではなく、先を見据えて計画的に仕事を進めることができるので、周囲から”仕事ができる人”と認められるようになります。
失敗から成長の糧を見つける
仕事ができる人の特徴④(価値観)は、失敗から成長の糧を見つけようとする姿勢を持っています。
どんなに頭脳明晰で優秀な人でも失敗することはあります。
大事なことは失敗したままにせず、原因を考えて次は失敗しないようにすることです。
そのように改善を積み重ねることで実力は向上し、結果的に仕事ができるようになります。
誰とでも分け隔てなく人と接する
仕事ができる人の特徴⑤(価値観)は、誰とでも分け隔てなく人と接します。
誰とでも分け隔てなく人と接する人は色々なタイプの人と関わることができるため、より多くの情報を得ることができます。
また、自然と理解者や協力者が増えることで仕事で成果を出しやすくなります。
ただし、分け隔てなく接することは八方美人とは違います。
八方美人は妥協で表面的に付き合いますが、分け隔てなく接する人は相手のことを理解してお互いを尊重しながら付き合います。
誰とでも分け隔てなく人と接するからこそ、理解者や協力者に恵まれて仕事ができるようになるという好循環が生まれるのです。
周囲の評価をあまり気にしない
仕事ができる人の特徴⑥(価値観)は、周囲の評価をあまり気にしません。
それは自分に対して一定程度の自信(自己肯定感)を持っており、かつ自分のやるべきことに集中しているからです。
そのような人はより優れた成果を出すことができます。
ただし何でもかんでも周囲の声に耳を傾けないという訳ではなく、自分のためになるアドバイスについては素直に聞いて取り入れようとします。
周囲の声を聞き分け、適切に処理できる能力があるとも言えるでしょう。
本記事を読んで頂いた皆さんにはぜひ上記特徴を参考にして、より良い仕事や人生を実現するためのヒントやきっかけにして頂ければ幸いです。